夏砂時計

「夏砂時計」


夏の暑さにも 崩れない
潮風の速さに もたれない
いつか生まれた砂の城は今
誰の心の中で揺れている?

過去はアルバムにかさばって
足跡を辿るのも重荷

いつの間に忘れたのか
目の前に在る景色から
光を感じ取ること
未来を信じること

過去の行き場なんて知らないよ

いつの間に気付いたのか
命溢れる世界の
あらゆる声に耳を澄ますこと
その一つ一つの意味を知ること


いつか生まれた砂の城には
王子と姫が住んでいて
その子供が王子と姫になって
その孫が王子と姫になって

いつの間に気付いたのか
想像の世界さえ
未来の誰かに手渡されること

いつの間に忘れたのか
目を覚ます度に
夢の続きの途中に居ること

過去の在り方なんて知らないさ


夏の暑さに 張り切っている
潮風の速さに 戸惑っている
いつか生まれた砂の城は今
誰の側で時を伝えている?



○●○●○●○
ケータイメールから初投稿してみましたが…
うまくいってるでしょうかf^_^;

ぼーっとしていたら夏が終わりそうなので
夏のうちに出しておこうと思い
慌てて投稿してます(汗

7月の半ばに書いた詩です(・ω・)

あんまり深い意味はなくて、
頭に浮かんだイメージを言葉にしていった感じです。

なのでテキトーに読んで頂ければ良いかと(^^)