2021-12-16 木漏れ日の囁き 詩 「木漏れ日の囁き」光を、時に雫を溢して木漏れ日の囁きを聞く寡黙な君を教えて欲しい木陰から覗き込むように冷たい風に凍えても柔らかな陽に微睡んでも時計の針を回し終えても僕はずっとここに居るから眩い未来を空想したら懐かしい夢を浮かべたらその手を繋ぎ止められたら君はきっとそこに居るから光を、時に雫を辿って木漏れ日の在処を探す饒舌な君を語って欲しい日向へと背伸びするように