水色とセピアについて

天使のイメージ 君
ぐるぐると回り続ける時計

永遠の時間

切ないのは雨のせい?――

私はいつから私で
どこまで戻れば辿り着くの?
この感情のはじまりへ

目覚めたばかりの
セピアに黄色の
神々しい強い光が差しこみ

その目は強く
未来を見つめている

青――水色
夜は暗い部屋に
窓辺からうっすらと忍び寄る

形がない 答もない 痛みのようで

涙、流れてく――
つめたい筋が伸びる

遠いよ 一人だよ
でも 生きている気がする
実感は まさに心だけのもので

――ねえ、言葉ですら足りないよ

風に 揺れる
音を立てて崩れていく

砂の時計――? 黄色
時を止めていてほしい
答が消える瞬間で

好キナモノ なんてなくて
誰にも伝わってゆかない

ああ
日常に 雑多な色に
飲み込まれていく埋まっていく
見失ってしまう

誰かに解ってほしいのに
誰にも見せたくなくて
他人(ひと)向けの自分にすら 見せずにいてしまう

ここに 本当の心はあって
ここに 真実だってあって

教えてほしい――
救ってほしい 「助けて」

人間の姿なんてなくていいから
「私」をこの手に還したい

ねえ――
涙が止まらないよ


私は水色に溶けて
もうとっくにどこかへ流されてしまっていて
その面影を窓の外に見る度に
「君」を重ねて切なさに浸るのでしょう



○●○●○●○
課題をやってるんですが・・・
完全に方向性を見失って
困り果ててブログ更新ですorz


この詩は、ずいぶん前にうごメモで出した
「同じ未来で」と同じ日に書いた詩です。
今年の6月18日ですね。

この詩で全部吐き出したおかげで
「同じ未来で」があれだけシンプルになったというか。

推敲ナシ一発勝負で、
この時の私の心が全て出てます。

最近たまに、
自分の内面がこういう形で
丸ごと可視化できてしまう時があって、
ある意味ここが一つの目的地ではあったものの
嬉しいやら恐ろしいやら・・・(笑)

こんな意味不明な詩を出すと
見る人減っちゃいそうだったんで
随分ためらいましたが、
そろそろ出さないと危ないので・・・

えと、私の場合、
自分の中で満足度が高すぎる詩を
ストックに置いておくと、
どうしてもそこを
越えられなくなる傾向があるのです。

あくまで
「自分の中で」なんですけども。


そんなこんなで、
この詩は適当に流してください。

あー課題終わんないー・・・