春の水色

傘を発明した人は
雨を隠すことは叶っても
涙を隠すことは諦めた

冬が終わる
冬が終わる
乾いた言の葉が
泣くことを思い出す

もう待つのは
終わりにしよう
きっと出会わなくたって
未来は時間通りに巡る

緩んでしまったら
とめどなく霞んでゆくと
分かっていたから
芯まで冷えていて

「もう良いかい」
まあだだよ
こだまして歩く
季節の足跡

私に意思なんてない
現実だけがいつも正しい
美しいと褒められて
春の水色



○●○●○●○
なんかもうすっかり春ですねー!
△ゆっきーです。

今回の詩は、
実は1月に書いた詩です(笑)
フライングで書いちゃう事が多いので
タイミングを計ってました(^_^;)
もうちょっと寒いうちに
出しても良かったかなあ・・・

お花見に行きたいです。
桜の下でワイワイするよりは
何も考えずぼーっとしたいです。
・・・そこで俳句なんか詠めたら
かっこいいんですけどね(笑)

では!
皆さん楽しい新生活を♪