2023-07-08 まほうのうた 詩 「まほうのうた」 まほうのうたを忘れないように光の途絶えた森の奥君が笑顔を忘れないようにまほうのうたを口ずさむ 音にゆらめく色彩を闇にきらめく感傷を奇跡みたいな一瞬は触れるだけで花開くから まほうのうたが届きますように扉を閉ざした部屋の中君の笑顔を忘れないようにまほうのうたを繰り返す