2023-11-06 紙吹雪 詩 「紙吹雪」 何かになれそうな期待とか何かを失う不安とか図々しい感情を纏っては無理に手を伸ばしてしまうんだ ちっぽけな僕じゃ届かなくて思ったより距離は果てなくて勘違いを重ねた世迷言がもしもエールになったのなら きっと僕の存在は君の人生に降る紙吹雪だ重なった道で君の今を鮮やかに祝福して消えてゆくんだ ちょっと派手に散らしただけさだから前が霞んで見えるんだいつだって君の目の前は輝かしい未来の光が照らしてるんだ